WSL2とUbuntuを用いたGo言語の開発環境構築

By quonta 4月 12, 2024

WSL2とUbuntuの導入

Windows Subsystem for Linux 2 (WSL2)は、Windows 10上でLinux環境を実行するためのツールです。以下に、WSL2とUbuntuの導入手順を示します。

  1. WSL2の有効化: まず、PowerShellを管理者モードで開き、以下のコマンドを実行します。
wsl --set-default-version 2

これにより、WSLのデフォルトバージョンが2に設定されます。

  1. Ubuntuのインストール: 次に、Microsoft StoreからUbuntuをインストールします。インストールが完了したら、Ubuntuを起動して初期設定を行います。

  2. 確認: 最後に、以下のコマンドを実行して、WSL2とUbuntuが正しくインストールされたことを確認します。

wsl -l -v

以上で、WSL2とUbuntuの導入は完了です。次に、Go言語のインストールに進みます。

Go言語のインストール

Ubuntu上でGo言語をインストールするには以下の手順を実行します。

  1. パッケージリストの更新: まず、以下のコマンドを実行してパッケージリストを更新します。
sudo apt update
  1. Go言語のインストール: 次に、以下のコマンドを実行してGo言語をインストールします。
sudo apt install golang
  1. バージョンの確認: 最後に、以下のコマンドを実行してGo言語が正しくインストールされたことを確認します。
go version

以上で、Go言語のインストールは完了です。次に、開発環境の設定に進みます。

開発環境の設定

Go言語の開発環境を設定するには以下の手順を実行します。

  1. ワークスペースの作成: Go言語では、すべてのGoコードはワークスペースと呼ばれるディレクトリ内に配置されます。以下のコマンドを実行してワークスペースを作成します。
mkdir $HOME/go
  1. 環境変数の設定: 次に、Go言語のワークスペースへのパスを環境変数に設定します。以下のコマンドを実行します。
echo "export GOPATH=$HOME/go" >> ~/.bashrc
echo "export PATH=$PATH:$GOPATH/bin" >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
  1. 確認: 最後に、以下のコマンドを実行して、環境変数が正しく設定されたことを確認します。
echo $GOPATH

以上で、Go言語の開発環境の設定は完了です。次に、Go言語でのプログラミング開始に進みます。

Go言語でのプログラミング開始

Go言語でのプログラミングを開始するには以下の手順を実行します。

  1. 新規プロジェクトの作成: まず、以下のコマンドを実行して新規プロジェクトを作成します。
mkdir $GOPATH/src/myproject
cd $GOPATH/src/myproject
  1. Hello, World!プログラムの作成: 次に、main.goという名前のファイルを作成し、以下のコードを記述します。
package main

import "fmt"

func main() {
    fmt.Println("Hello, World!")
}
  1. プログラムの実行: 最後に、以下のコマンドを実行してプログラムを実行します。
go run main.go

以上で、Go言語でのプログラミング開始は完了です。これからは自由にGo言語でのプログラミングを楽しむことができます。Happy coding!

By quonta

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